ニュースでもおなじみの、神社仏閣の「すすはらい」
全国的には、12月13日に行われることが多いそうです。年末の風物詩ですね。
「すすはらい」そのものは、古い行事で平安時代くらいまでさかのぼるそうです。
日にちが定まってきたのは、江戸幕府が江戸城のすすはらいをする日を武士や町民がならったからだ、ともいわれております。
そういえば、こんなことがありました。年の暮れも迫った日のことです。やんちゃな自分は、雪が降りそうだったので急いで手作りソリを作りました。
それを見た明治生まれの祖母は激怒しました。いつもは穏やかな祖母が、このときは鬼のように見えました。
家の中や家の周りをきちんと掃除して、お正月を迎えることが大事なことだと考えていた明治生まれの祖母にとっては、大みそかに汚(けが)れを生み出すことは許せないことだったのでしょう。
今は、一般の家庭で大掃除をする風習がなくなってきました。うちも同じです。
でも、どうなんだろうな、という思いは心に残ります。