6月21日は夏至です。暦の上では、今日から夏ということになります。
言い方をかえると、一年で一番日が長い日ということにもなります。これは北半球が、ということです。南半球は、その逆になります。
日が長くなったことを、得したと考えたとします。あくまでも仮定です。でも南半球は、その逆になります。
こんなことを考えているうちに大正末から昭和の初めにかけて童謡詩人として活躍した「金子みすゞ」を思い出しました。
「大漁」という詩は特に有名ですが「浜はまつりのようだけど、海のなかでは何万の鰮(いわし)のとむらいするだろう」という視点には、いつも考えさせられますものがあります。
自分の喜びが相手の不幸につながっていたら、素直に喜ぶことができない。「サウイフモノニ ワタシハナリタイ」
宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の終わりの言葉です。