
今回は、神社仏閣の存在について考えます。日本にある神社仏閣は、コンビニの三倍もあるという話は以前しました。
日本人であれば、なじみ深い風景です。
でも、外国人の方にとっては神秘的な存在であるようです。一つ例を挙げましょう。かの有名なハリウッド女優のジョディフォスターも日本に来て神社を訪れて“何か”を感じたそうです。
無神論者の彼女は、とても聡明であることで有名です。ところが、日本の熊本県にある上色見熊野座神社(かみしきみ くまのいますじんじゃ、かみしきみ くまのざじんじゃ)の映像を見る機会を得て、彼女はそこに惹(ひ)かれるものを何か感じました。
その後、彼女は神社を訪れます。鳥居をくぐり、境内を歩いているうちに身体が震えだし、気がついたら涙を流していたそうです。そして無神論者のはずの彼女は、何かしらの神の存在を感じたそうです。
神社仏閣が、そこに存在するのは、理由があるはずです。神仏の存在を感じたから神社仏閣が建立(こんりゅう)されたのか、神社仏閣が建立されたから神仏の存在を感じるようになったのか。
どっちでもいいんでしょうかね。
でも、これだけははっきりしています。日本人の精神を育んできた一つの指標(しひょう)が神社仏閣であることは間違いありません。
少しずつ春らしくなってきました。今年も、さまざまなお祭りが各地で催されます。いろいろなお祭りで、盛り上がっちゃうぞ、と思ったぼくでした。